ブレナーズパーク・ホテル
ブレナーズパーク・ホテル
 
ドイツの温泉保養地バーデン・バーデンにあるホテルです。古代ローマ人が発見したというこの温泉は透明度が高く、私の経験では、大分の湯布院温泉と双肩ではないでしょうか。写真はホテルの数ある別館のひとつです。温泉地だけに長期滞在にもってこいなのですが、なにしろ宿泊費がバカにならないので、3泊だけでした。
バーデン・バーデンはシュバルツ・バルト(黒い森)の中でも地の利に恵まれ、ここからフランスのアルザス地方まで車で2時間足らず。フライブルクにも近いので、レンタカーで各所を観光しましたが、ドライブの愉しさは、英国につぐファン・トゥ・ドライブでありました。
客室
客室
 
ツインルームタイプの客室はほとんどがゆったりして、さすが温泉地と思わせるのはバスルームの広さ。とにかく広く快適。室内も、スタンダードの部屋としては、チューリッヒのドルダー・グランド並みのスペースを確保しています。廊下を隔てる扉も2枚あって(パリのブリストルなども2重ドア)、通路の音を遮断。
ヨーロッパの他のホテルと較べて格段に良かったのは、ベッドの形状と硬さ。一言でいいますと、安眠を保証するベッドです。スタッフの接客態度も素晴らしく、宿代の高さにもかかわらず、もう少し滞在したいと思ったホテルです。
朝食用レストラン
朝食用レストラン
朝食をいただく快感を味わえるレストラン。川も流れる広大な庭はちょっとした森となっていて、いながらにして森林浴。朝に強くない私(夜にも弱い)ですが、ここで朝飯を食べたいばっかしに、3日間早起きいたしました。夜ともなると庭がライト・アップされ、夕食後(夕食用レストランは別にあります)の散歩にうってつけ。総じて、ホテルライフを満喫できる宿でした。
 
バーデン・バーデンの画像は「Baden−baden」(下のバナー)に掲載されています