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ウェスト・サセックス東部のハンドクロスにあるナイマンズ。
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ナイマンズの邸宅(ハウスと別の建物)には屋根がありません。
1947年の大火で邸宅の大部分は焼失し、後年、部分的に
修復されましたが、いまだに屋根なし。それが特色といえるかも。
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ヒドコート・マナーの庭は生涯独身だったローレンス・ジョンストン(1871−1957)が
40年の歳月をかけてつくりあげました。1万2千坪の土地に25種類の庭園があります。
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四阿の内部。ほとんどだまし絵。長椅子も壁も柱もだまし絵。籐のイスのみホンモノ。
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6月半ば〜下旬、キフツゲート・コートは白いツルバラが満開。
キフツゲート・コートは、ヒドコート・マナーからフットパスを歩くと南西約2キロの距離。
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「ロサ・フィリッペ・キフツゲート」の名で知られる白のツルバラ。花期は6月から7月にかけて。
1918年キフツゲート・コートのハウスに住みついた初代ヘザー・ミュアー夫人(1888−1961)が
植えました。木香(もっこう)バラの一種とみなす園芸家もいるようです。
ミュアー夫人はヒドコート・マナーのローレンス・ジョンストンに庭づくりの手ほどきをうけたそうです。
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湖水地方アルズ湖の北東の町ペンリスの南西7キロ。
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ダルメインのガーディナーはヒマラヤン・ブルーポピーを育てるにあたって苦心したといいます。
土が合わないからです。
どのように栽培したか興味のある方は下のバナー「Dalemain」へ。
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イースト・サセックスのノーシャムにあるマナーハウス。
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サフォーク州ロング・メルフォードにあるケントウェル・ホールの現存建物はおおむね16世紀に
建造されたといいます。
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ケントウェル・ホールで1979年以来、毎年6月から7月にかけて3週間にわたり開催される
Tudorsはテューダー朝(1485−1603)を再現するイベント。
例年テーマを設けて衣裳がデザインされるそうで、参加するのは主にボランティア。
ボランティアの一部は観光客のガイド役をつとめ、16世紀の生活について解説。
ケントウェル・ホールは英国の映画、テレビドラマのロケ地として度々登場しています。
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ケントウェル・ホールの30エーカー(12万u=4万坪弱)におよぶ庭は森に囲まれ、
遊歩道も整備されているので散策に適しています。
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チャッスワース・ハウスはピーク・ディストリクトの小さな町ベイクウェルから3.5キロ、散歩気分で行けます。
詳細は下のバナー「Bakewel」のチャッスワース・ハウスをご覧ください。
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私たちが親しみをこめてイングリッシュ・ガーデンと呼ぶ庭は女性造園家ガートルード・ジーキル(1843−1932)
に端を発すると言っても過言ではないでしょう。
限られたスペースに色とりどりの花を自然に、という手法を取り入れたのはジーキルであるといわれています。
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エセックス州コルチェスターにベスチャトーの夫が所有していた荒れ地6千坪は
植物栽培には適さない気候条件でした。夏は30℃以上、冬は氷点下。土地は沙漠に
近いけれど湿地帯もあります。
夫妻は、どんな土地にもそこに合う植物がある、植物も自然を克服し、生きる力を得られる
はずと信じ、39年の歳月をかけて庭園をつくりあげました。奇跡の庭といわれるゆえんです。
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英国の庭園を見学し、いままで知っている花がいかに少なかったかを知りました。
ヴェロニカ・トゥークリアムという花です。
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ミルディーン・ガーデンはコッツウォルズの村ブロックリーにあります。
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石垣上の狭いスペースを使っています。
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ケント州シシングハーストにあり、庭園の聖地とも呼ばれるシシングハースト・カースルの庭は、
ヴィタ・サックヴィルと夫ハロルド・ニコルソンがその後半生をかけてつくりあげました。
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中央の肖像画はシシングハーストの庭をつくった夫妻の妻ヴィタ・サックヴィル=ウェスト(1892−1962)。
ヴィタが英国女性作家ヴァージニア・ウルフと親密な関係だったことは、ウルフの「オーランドー」に。
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右がヴィタ、左は夫ハロルド・G・ニコルソン。
以前アップした「Sissinghurst Castle」にも掲載しましたが、も一度。
セーターにカーディガンの重ね着、キュロット風スカートのヴィタの装いを、
「腰から上はチャタレイ夫人、下は森の狩人」。
うまいことを言うものです。
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ケント州ランバーハーストにあるスコットニー・カースルの敷地面積は約96万坪。
ウォーキングには十分すぎる広さ。
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青りんごはおおむね自家製リンゴ酒のために栽培されています。
ウールベディングはウェスト・サセックス州西端の町チチェスターを真北に20キロの
ウールベディング村(人口150人)にあり、20世紀後半に造園されました。
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ウェイクハースト・プレイスはウェスト・サセックス東端のアーディングリー村にあります。
敷地面積は約61万坪。1903年から33年かけて整備造園されたそうです。
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ストウヘッドはウィルトシャー州スタートンにあり、敷地面積は324万坪。想像を絶する広さ。
1741年から40年の歳月をかけ庭園造りに励んだ人物などについては、下の「Stourhead」で。
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英国の代表的な庭園すべてを紹介するには30年くらいかかるでしょう。
一部を紹介できただけでもよしとすべきかもしれません。これをもちまして終了いたします。
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わが家のバルコニー。2019年9月中旬伴侶が桔梗の苗を3つ買って丹念に育成しました。
2020年6月に開花して9月半ばに終わりましたが、10月1日中秋の名月の朝、ひとつ咲き、
その後また増え、10月5日には見ての通り。
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驚いたのはハイビスカス。2019年6月下旬に鉢植で買ったハイビスカスを、ことしも咲かそうと
伴侶が世話をしてきました。7月になっても8月が来ても、葉は増え大きくなるのですがつぼみは出ない。
9月半ばを過ぎてあきらめかけていたところ、小さなつぼみがついた。しかしつぼみはふくらみも
せず、とうとう9月も終わりました。10月に入って突然つぼみがふくらみ始め、3日朝に開いた。
去年のハイビスカスは花弁の直径10センチ。ことしは15センチ。5センチの違いですがバカでかい。
今夜、花弁を閉じ、明日ポトンと落下するかもしれない1日の命。
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2日前つぼみがふくらみはじめ、気温が低いので夜間だけ伴侶がつぼみを保温措置。
甘やかすのはよくないということで外のバルコニーに置きっ放しでしたが、きょう咲いていました。
同じ鉢植のハイビスカスなので黄色かと思っていました。オレンジとは意外。
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2020年12月1日 またハイビスカスが開花しました。ポインセチアと並べると季節がわからなくなります。
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