時の大司教(ヴォルフ・ディートリッヒ)が漁色家であった事に疑いの余地はなく、ほかにも愛人はいたようですが、何といってもサロメが大のお気に入りで、彼女との間に15人の子をもうけ、5人は夭折しましたが、のこった三男七女は無事育ちました。その後の大司教の運命はというと、計略に乗って投獄されてしまいますが、そんな事はどうでもよろしい。
ミラベル宮の2階・大理石の間は現在、市民の結婚式場としてつかわれていますが、一年中米国や日本などから結婚式の申し込みで引きも切りません。昼間は式場、夜はロウソクの明りで室内楽コンサートが催されています。
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