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英国の国鳥。ロンドン、マンチェスターなどの大都市中心部で見かけることはほとんどないが、
カントリーサイドならどこにでもいる。
これはオス。メスは美しくない。ヨーロッパコマドリは日本のスズメと同じスズメ目。
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ブレーマーからピトロッホリーに向かってA93を車で走ると、谷間を延々と見ることとなる。
グレンシー(Glen Shee)だ。ハイランドで忘れがたい道はこことグレンコーのA82である。
ハイランドの道路は米国と違い、数十分あるいは数時間走っても景色は同じではない、数分で刻々と変化する。
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グレンシーはトレッキングのほかにスキー場の顔も持っている。地元ではスキー場のほうが知名度は高い。
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2週間ほどたってグレンシーの同じで撮影すると、空模様の違いもあるせいか微妙に異なる絵になる。
グレンシーとグレンライオン、グレンコー。なだらかな峡谷の間を走る。ハイランドのなかでもドライブの喜びに満ちた道。
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「ロンリープラネット」などのガイドブックに「ピトロッホリーの大通りは山のように人が押し寄せる」と記しているが、
ハイシーズンの7月上旬はガラ空き。人口約2800の町が観光客でごったがえすのは7月下旬〜8月下旬の1ヶ月。
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パース〜インヴァネスのアクセス路線として利用されるハイランド鉄道。南東のパース方面はダンケルド駅、
北西のインヴァネス方面はブレア・アトール駅、その2駅の中間にあるピトロッホリー駅は1863年開業。
プラットホームに入るための入場券は不要。
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照明に浮かびあがる駅のホーム、暮れなずむ夏の夕刻。人はまばら。陸橋から撮影。
空気は澄んでいる。ものみなすべて美しい。
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反対側のホームにもガイドブックには決して載らない風景がある。
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ピトロッホリーの北1キロにあるB&Bムーランインは1695年創業。創業当時は2階に2部屋のみ、
現在は15部屋。1999年10月初旬、ピトロッホリーで投宿したのは「Pine Trees」。
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ハイランド贔屓のヴィクトリア女王がここに立って眺めたことからクィーンズ・ビューと名づけられた。
クィーンズ・ビューへはピトロッホリーからA8019を西に8キロ進む。一本道なのでわかりやすい。
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この位置から見るロッホ・タンメル(Loch Tammel=タンメル湖)は絶景。
空気が澄みきり、気分爽快であることに疑いの余地はありません。
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日が西に傾き、湖面がかがやきを増し、夜が出番を待つころ。
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キリクランキー峠に向かうB8079号線。幅広のアスファルト歩行者&自転車専用道がいかにもハイランド。
赤リスに注意の標識。かつて英国中にいた赤リスはすっかり少数派となって、スコットランドと
ウェールズでしか見られない。北イングランドの一部の保護区とワイト島で見られるという話を聞いたことはある。
激増したのが灰リス。1940年代に北米からもたらされた灰リスは赤リスを駆逐する勢いで増え、イングランド都市部の
公園や郊外で目にするリスは灰リス。
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キリクランキー峠はピトロッホリーの北東6キロ弱。峠の眼下には深い峡谷が連なっている。
1689年、ウィリアム3世のイングランド軍とハイランド軍がクランキーで戦い、
勇猛果敢なハイランド軍がイングランド軍をなぎ倒す勢いで勝利した。
キリクランキーの戦いで勝利したものの、ハイランドの貴族氏族はいがみあいと内輪もめに終始し、
最後はウィリアム3世のイングランドに勝利をもたらしめる。
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キリクランキー峠を通過するならB8079沿いの駐車場に車を駐め付近を散策しよう。
運がよければ思いもかけないものに遭遇する。
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ソルジャーズ・リープの名の由来はキリクランキーの戦い(1689)のさい、イングランド軍の兵士が
峡谷を飛び越えたことによる。
どのあたりで飛び越えたのか、幅のサイズなどは未調査。峡谷の下を流れるのはギャリー川。
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キリクランキーの林にあるバンジージャンプの発着所は聞くところによると仮設らしい。
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飛んだ!
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手足のバランスよく、決まっています。
ブリテン島北部の夏の空は気まぐれ。湖水地方も北イングランドも突如雲におおわれ雨が落ちてくる。
それはハイランドでも同じ。夏期、空模様が安定しているのは南イングランドだけです。
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両手は羽ばたき、両足はピタッとくっついて美しい。
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ピトロッホリーからB8079を北西に約12キロ。キリクランキー峠からは約6キロ。
キリクランキーに寄らない場合、A9を利用するほうが若干早く行ける。
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ブレア城の創建は1269年で、塔だけだったという。その後何度も増築改築がおこなわれた。
1999年10月初旬以来の再訪。
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毎年3月〜10月に一般公開。2016年は3月25日〜10月28日。入場料は城&庭園=10.7ポンド。
庭園のみ5.9ポンド。公開時間は9:30−17:30。
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ブレア城の敷地面積は2万8千ヘクタール(約848万坪)。背景の山や森も含まれるが広大。
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