ノースヨークシャー州はヨーク・ミンスターが有名ですが、ヨークの西35キロのハロゲイト。その北30キロのリポン。
西部に広がる緑豊かなヨークシャー・デイルズは「主任警部アラン・バンクス」のロケ地として知られています。
 
「スカボローフェア」で歌われたスカーバラは北海に面した町。フェアは定期市です。
 
Are you goinig to Scarborough Fair?   Parsley ,sage,rosemary and thyme. Remember me to one who lives there.
 
そのほかノースヨークシャーの小さな町、村の一部を紹介します。(画像は2016年までに撮影されました)
 
 

ブリンハム・ロック Brimham Rocks
ブリンハム・ロック Brimham Rocks
ハロゲイトの北北西12キロに位置。A59を西に進み、B6451で右折し北へ。
村の駐車場からは徒歩。ハイキング気分を満喫できます。
 
 
ブリンハム・ロック
ブリンハム・ロック
ブリンハム・ロック
ブリンハム・ロック
岩場によじ登らなくても小高い丘から風景をのぞめます。
 
 
ハロゲイト
ハロゲイト
ヨークの西36キロ、人口約7万人の町ハロゲイト。
 
 
ハロゲイト ベティーズ・カフェ・ティールーム
ハロゲイト ベティーズ・カフェ・ティールーム
1919年創業の喫茶店。紅茶は美味ですが、コーヒーの味はいまひとつ。
名前が通っているだけに記念写真撮影で人気の店。
 
 
ハロゲイト
ハロゲイト
 
 
 
ハロゲイト
ハロゲイト
ハロゲイト
ハロゲイト
リポン
リポン
ハロゲイトから車でA61を26キロ真北に進むと人口約1万6千人の町リポンへ。
 
 
リポン
リポン
ファウンテンズ修道院
ファウンテンズ修道院
リポンの南西5キロに位置するファウンテンズ修道院跡。
12世紀、ヨーク大司教が保護した修道士13人がここに修道院を建てます。
名の由来は付近に多くの泉があったこと。
 
修道院はイングランド最大規模となったそうですが、16世紀にヘンリー8世が修道院解散令を発布。
解散とは名ばかりで、修道院は破壊され廃墟となりました。
 
 
ファウンテンズ修道院
ファウンテンズ修道院
修道士らしき男たち13名。こういう光景に出くわすと中世に迷いこんだ気分になります。
 
修道院はナショナル・トラストが管理しています。
 
 
ファウンテンズ修道院
ファウンテンズ修道院
 
 
ファウンテンズ修道院
ファウンテンズ修道院
修道院の敷地は広大。森、池、川があり、鹿も棲息。修道院はユネスコの世界遺産に登録。
 
 
ファウンテンズ修道院の森
ファウンテンズ修道院の森
奈良公園の鹿とちがって人目を避けるように休憩する鹿たち。
 
 
 
 
ヨークシャー・デイルズ
ヨークシャー・デイルズ
旅の途上、A地点からB地点に移動しているときステキな風景に出会うことがあります。
ノースヨークシャーは出会いの連続です。場所、時刻によって移り変わる景観と色彩に魅了されます。
 
ハロゲイトから西のA59はフォレスト・ムーアの中央を走っており、寂寞感ただようムーアを横目に見ながら
さらに西へ向かい、ヨークシャー・デイルズの南東端ボルトンブリッジの標識でB6160を右折。
 
 
ヨークシャー・デイルズ
ヨークシャー・デイルズ
ヨークシャー・デイルズの丘陵はどこまでも連なり、窪地に点在する村、農家や木々とのコントラストが印象的。
周りを囲まれ、丘の向こうと隔てられているところが快適なのかもしれません。
 
 
ベインブリッジ
ベインブリッジ
ヨークシャー・デイルズは英国でも最大規模の国立公園で総面積(国立公園)は約1700平方キロ。
大阪府の面積より大きい。
 
ヨークから72キロ、ハロゲイトからA59を36キロ西に行けばデイルズの東南端に着きます。
ベインブリッジはヨークシャー・デイルズ北部の人口480人の小さな村。それでもパブがあるのは英国。
 
ハロゲイトからA59を右折し、B6160を北上すればデイルズの真ん中を通り、すばらしい風景を360度
眺めながらドライブできます。
 
村のうっそうとした森が風景に彩りを与えています。
 
 
ベインブリッジ
ベインブリッジ
ベインブリッジ
ベインブリッジ
ヨークシャー・デイルズ
ヨークシャー・デイルズ
なだらかな丘陵が幾重にも続き、見通しがききます。
 
 
ノアザミ ヨークシャー・デイルズ
ノアザミ ヨークシャー・デイルズ
初夏から夏、デイルズの至るところに咲いているノアザミ。
 
 
ハウズ(Hawes)への道
ハウズ(Hawes)への道
ベインブリッジから10キロ西へ行くとハウズ村。人口は約880人。
 
 
ハウズ(Hawes) ユア川
ハウズ(Hawes) ユア川
川沿いの道は細く、車も通れません。観光客の来ない田舎。懐かしい風景。
小川を眺めながら過ごす。時間がたつのを忘れます。
 
 
ハウズ
ハウズ
昼下がりの風景。
 
 
ハウズ
ハウズ
ハウズ
ハウズ
ハウズ
ハウズ
ハウズは辺鄙な場所にありますが、14世紀に開かれた定期市で
名を知られ、いまはおいしいチーズが名産品となっています。
 
 
ヘルムスリー城
ヘルムスリー城
ヘルムスリー
ヘルムスリー
車を町の駐車場にほうりこみ最初に探すのは本屋。人口1500人のヘルムスリーにも本屋はあります。
 
地図の国かと思うほどたくさんの地図が並び、精確で見やすく、選ぶのに迷ったときは数種類購入。
 
 
ヘルムスリー
ヘルムスリー
ヘルムスリー B&B
ヘルムスリー B&B
ヘルムスリー
ヘルムスリー
夕方のひととき。ドライブも無事に終わってのんびりする時間。
 
 
 
スカーバラ 引き潮
スカーバラ 引き潮
北海に面したスカーバラは人口約5万人の町。北イングランドのリゾート地。
 
 
スカーバラ 城跡からの眺望
スカーバラ 城跡からの眺望
スカーバラはかつて市が開かれていました。スカーバラ・フェアと命名された市は8月15日から
45日間にわたって存在したのですが、1788年に閉鎖。
 
そのころイングランド民謡を下地にして「スカバラー・フェア」という歌が作られます。長い戦いに
疲弊したスカバラー市民が作った反戦歌です。
 
 
スカーバラ城
スカーバラ城
13世紀に建てられた城の外壁は12世紀の建造といわれ、町を一望できる観光スポット。
 
北海からの風は初夏でも非常に冷たく、30分もいれば凍えそう。
 
 
スカーバラ
スカーバラ
けっこうリアルな砂の造形。
 
 
スカーバラ
スカーバラ
観光用のロバ。初夏、客が来るには季節が早いようです。
 
 
スカーバラ
スカーバラ
土日のみ賑わう野外コンサート会場。
 
 
スカーバラ
スカーバラ
灯台のそばに建てられた水着女性の彫像。
 
 
スカーバラ
スカーバラ
知盛ふうに言えば、見るべきほどのことは見ました。