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リュベロン地方オーバーニュの人口は約4万5千。
盆地状の町で、ガルバラン山塊がよく見えます。
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元気なのは子ども〜中年まで。バテるのは高齢者。
へとへとになっても高齢カメラマンはシャッターを押します。
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仏映画「マルセルのお城」の原作者マルセル・パニョル(1895−1974)の別荘跡。
ベロン村にありますが廃墟となっています。
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フランス式スマートボール?
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ペダルとミキサーが連動しています。出来上ったミックスジュースは販売対象。
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10枚の木製パネル(図柄)を順不同に並べ、正しく並べ直すゲーム。
3人1組のチーム編成。異なる図柄にそれぞれが挑戦し、合計時間の早さを競う。
選手は黄色いスカーフを原則として首に巻きます。
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終わってもいないのに頭に巻いている女子もいるし、気合いを入れるためか鉢巻の人も。
自由主義は個性を重んじる。どの国だったか、マスク拒否した人々がいました。
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片足で立ち、落下するまでの時間を競うゲーム。杭に上がるときは審査員が手助けします。
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催しのさなか、静まりかえった町なか。
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フランスの黄昏と夜は格別のおもむきがあります。
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加齢とともに朝が苦手となり、陽がまぶしくて。
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ミネルヴ村は人口110人ほどの小村。
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かなり昔、といってもローマ時代ではない水道。
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左手に持っているのは何?
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セニョン村は平野部と崖に沿う斜面部とにわかれ、村全体が高原。人口は1000人ほど。
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ラベンダーを売るおじさん。乾燥ハーブは用途が広く、家庭で重宝される。
夾竹桃が咲いています。キョウチクトウの花期は長く、6月から9月まで。
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リュベロン地方のラベンダーは6月半ばから7月半ばが最盛期。
見るなら夕暮、太陽がやさしい時間。
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近くで見るとドライフラワー。
ラベンダーは農家、修道院などで栽培され、生活基盤です。
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とても小さなアンティーク・ショップ。
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暑くて誰も座ろうとすないカフェのテラス。
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彼方に見える山の上は雪ではなく石灰質の岩肌。
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刈り入れが終了し、残りもまもなく。
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毎年コルドで7月におこなわれる中世フェスティバル。
前の子どもと男性がつけているのはホタテ貝の殻。
サンチャゴ・デ・コンポステーラのへの巡礼者という設定。
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帽子をかぶった人は巡礼者。
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ロット県の珠玉サン・シルク・ラポピー。人口約190人の村。
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ロット川。
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アヴェロン川に架かるベルカステル橋。
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右側の建物はインフォメーション(観光案内所)。
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尾根伝いに民家が蛇行するように群れ建つナジャック。
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村のどこからでも見えるナジャック城。
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カルカソンヌの北西にあるセサック城の跡。13世紀、アルビジョワ派討伐の十字軍によって落城。
16世紀、ロテスタント軍が進攻し、村は破壊されましたが、セサック城は持ちこたえます。
フランス革命以降、盗掘の嵐が80年間にわたって吹き荒れ、結局、城は廃墟となります。
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1999年10月半ばの夜、司教館の近くにある小さなレストランで夕食を終えたのは10時半ごろでした。
シーズンオフなので客は私たちのほかに一組。最後に残ったのは私たち。
崖上の曲がりくねった細い坂道は地道で街灯はなく、ライトアップされた司教館の灯りが小道を点すのを
頼りにとぼとぼ歩きました。
闇に浮かんだ山吹色の司教館があまりにも美しく、何度も振り返って時を惜しむように立ちつくした。
そのうち灯りは届かなくなり、お互いの顔も足もとも見えず、漆黒の闇を30分ほど歩いたでしょうか。
ふつうに歩けば40分の道のりを2時間以上かけ、宿にもどったのは午前1時前。
翌朝、ロカマドゥールは深い霧におおわれ、崖下の舗装路を歩く靴音だけが聞こえてきます。
靴音は谷に響く悲劇的音階のように刻まれていった。あの夜と朝の感動にまさるとも劣らないのは、
フランスの旅にかぎれば、コルド・シュル・シェルを一望できる丘にのぼったときの体験だけです。
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